オンライン資格確認について
一部負担金の負担割合等の表示に相違がある事象について
オンライン資格確認を導入されている医療機関において、資格確認端末とレセプトコンピューターを同期されている場合、一部のレセプトコンピューターにおいては、負担割合等を独自に算定する仕様とされているため、オンライン資格確認と異なる負担割合等が表示される場合があることが報告されました。
オンライン資格確認の結果と保険証等券面に表示される負担割合等の相違する事案については、被保険者から保険者に相談があった場合、速やかに本来の負担割合等を確認の上、被保険者や医療機関等に伝えることされています。
今回のレセプトコンピューターの誤表示等によって患者に過払分や不足分が生じた場合については、医療機関から患者へ返金・徴収いただくことになりますので、保険者から本件の連絡があった場合は、ご対応をよろしくお願いいたします。
オンライン資格確認を行うことができない場合の対応
何らかの原因でオンライン資格確認を行うことができなかった場合、マイナンバーカードを持参した患者さんには基本的に自己負担分(3割分等)の支払を求めることとなりますが、診療報酬請求を行うための必要な情報を収集するなど一定の事務的対応を行って戴くことにより、最終的に保険者が特定できなかった場合でも医療機関側に未収金が発生することはありません。
患者向け説明書等(PDF)
- 患者の皆様へ-マイナ保険証による保険資格確認についてのお願い-【東京都医師会 作成】
↑初診患者さんに従来の保険証の持参をお願いするチラシです(東京都医師会 作成)
- 患者の皆様へ-マイナンバーカードでオンライン資格確認ができない場合-
↑オンライン資格確認で情報の取得が出来なかった方への説明文書です
- 被保険者資格申立書に関する説明書・被保険者資格申立書
↑オンライン資格確認で情報の取得が出来なかった方にご記入戴く申立書です
- 個人情報の利用目的の例示について【院内掲示】
↑審査支払機関又は保険者への照会が追加されています
- 初診時の標準的な問診票の項目等(別紙様式54)
↑マイナ保険証による診療情報取得について記載